こんにちは。伊原行政書士事務所の伊原です。
友人や知人との約束は、多くの場合、温かい信頼関係の上に成り立っています。だからこそ、何かを始める時や頼みごとをする時に、まさか書面を交わすなんて…と思う方も多いでしょう。しかし現実には、金銭の貸し借りに限らず、ちょっとした口約束が思わぬトラブルを生み、大切な友情にヒビを入れてしまうことが少なくありません。
今回は、金銭のやり取りがない場合でも「合意書」があなたの友情を守る強力なツールになる理由を、具体的なケースを交えてご紹介します。
友情を壊した「まさか」の事例
ケース1 共同プロジェクトで責任が宙に浮いた |
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「一緒にイベントを企画しよう!」「共同でウェブサイトを作ろう!」と盛り上がり、最初は和気あいあい。でも締切が近づくと「これは君がやるんじゃなかった?」「いや、俺は手伝うだけのつもりだった」と認識のズレが発覚。結局、誰も責任を負わず、プロジェクトは頓挫し、二人の関係も気まずくなってしまいました。 |
ケース2 大切なモノの貸し借りでトラブルに |
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趣味の高額な機材を友人に貸したり、旅行中にペットの世話をお願いしたり。「使わないから貸すよ」「大丈夫、任せて」と口約束で引き渡したものの、返却時期や破損時の対応が曖昧で、「そんな話は聞いてない!」とトラブルに。信頼していたからこそ、余計に深い溝ができてしまうのです。 |
ケース3 共同購入したものの、処分で揉めた |
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「みんなで使うから、大きなBBQコンロを買わない?」「キャンプ用品を共同で揃えよう!」と、友人たちと割り勘で大型の品物を購入。最初は良かったものの、使う機会が減って「もういらないけど、どこに置く?」「誰が処分費用を出す?」といった問題が発生。結局、誰が所有権を持つのか、処分はどうするのかといった取り決めがなかったため、友情に亀裂が入ってしまいました。 |
口約束は一見ラクですが、時間や状況の変化にとても弱いもの。そこで役立つのが合意書です。
① 認識のズレをなくし、共通の土台を作る |
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合意書を作ることで、何をどうするかを具体的に話し合い、文字に残します。後から「言った」「言わない」の水掛け論を防ぎ、未来のトラブルを未然に防げます。 |
② いざという時の羅針盤に |
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予期しない問題が起きた時でも、合意書があれば冷静に対応できます。「こうなったら、こうしよう」とあらかじめ決めておくことで、感情的な対立を避けられます。 |
③ お互いの安心感が増し、信頼関係を強化 |
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そこまでするのかと感じるかもしれませんが、これは相手への不信ではなくこの関係を大切にしたいからこそ形に残したいという誠意の表れ。かえって安心感が生まれ、信頼が深まることも多いのです。 |
友人や知人に書面を作ろうと切り出すのは勇気が要りますよね。でもこれは友情に責任を持つという大事な行動です。
「親しいからこそ、後で変な感じになりたくないから、念のためちゃんと形にしておかない?」
「何かあった時にお互い嫌な思いしないように、一度きちんと話しておきたいんだ。」
こんなふうに、お互いを大切に思うからこそという気持ちをしっかり伝えることがポイントです。
「こんな内容でも書けるのかな?」「どう進めればいいのかな…」と迷われる方もとても多いです。弊事務所では、友人・知人との約束のための示談書・誓約書を1通8,800円(税込)~で作成しております。電話・メール・LINEで全国対応していますので、まずは本当に気軽な気持ちでご相談ください。後悔してからでは遅いこともあります。どうか大切な友情を、しっかり「カタチ」にして守ってください。
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