安心して教えるために!「習い事・教室の合意書」が生徒との良い関係を築くカギ

2025年07月16日 15:10

こんにちは。伊原行政書士事務所の伊原です。

お子さんの成長をサポートするため、あるいはご自身のスキルや趣味を活かすため、教室を開講するのは素晴らしいことですよね。しかし、情熱を持ってスタートしたにもかかわらず、月謝、レッスン内容、生徒さんや保護者とのコミュニケーションなどで「こんなはずじゃなかった…」とトラブルに発展してしまうケースは少なくありません。

特に、個人で運営されている教室や、友人・知人に個人的に教える場合など、明確な規約がない環境では、後になって「言った・言わない」の水掛け論になり、大切な人間関係に亀裂が入ってしまうこともあります。

個人的な習い事の教室運営なのに、そこまで?と思われるかもしれませんが、ご自身が安心して長く指導できる環境を整えるためにも、弊事務所では「習い事・教室に関する合意書」の作成を強くおすすめしています。

なぜ「習い事・教室の合意書」が必要なのか?

習い事や教室は、先生(教室運営者)と生徒(または保護者)の間でサービスが提供される契約の一種です。しかし、多くの場合、口頭での説明や簡略な書面(パンフレットや簡単な受講規約)だけで済まされがちです。これが、後々のトラブルの温床となることがあります。

具体的には、以下のような問題が起こりやすくなります。

金銭トラブル
月謝の支払い時期、生徒側の欠席・キャンセルの場合の扱い、教材費や発表会費などの追加費用に関する認識のズレ。
レッスン内容の不一致
生徒側が期待していた内容と実際の指導が異なる、進捗状況に関する認識の違い。
コミュニケーション不足
連絡手段や返信のタイミング、指導方針に関する認識の違いから生じる不満。
退会・休会時のトラブル
退会時の手続きや月謝の精算に関するルールがあいまいなため、スムーズに話が進まない。

こうしたトラブルは、先生側にとって精神的な負担となり、本来集中すべき教えるという活動に支障をきたしかねません。「習い事・教室に関する合意書」は、これらのリスクを未然に防ぎ、双方にとって気持ちの良い関係を築くための共通のルールブックとなるのです。

合意書に盛り込むべき具体的な項目

習い事・教室に関する合意書は、その内容や形態によって様々ですが、一般的に以下の項目を具体的に定めておくことで、将来のトラブルを大幅に減らすことができます。

・契約当事者の明確化
・レッスン内容の具体化
・月謝・費用の取り決め
・欠席・キャンセル・振替のルール
・休会・退会の手続き
・レッスンの時間・場所
・緊急時の対応
・指導方針・規約への同意
・トラブル発生時の解決方法

これらの項目を事前に生徒さんや保護者と話し合い、書面に残しておくことで、お互いの認識のズレを防ぎ、先生ご自身が安心して指導に集中できる環境を整えることができます。

専門家への相談が「安心」への近道

習い事の契約にそこまで必要?と思うかもしれませんが、口約束だけでは、万が一の際に「言った・言わない」で解決が難しくなることがあります。特に、個人の教室運営や、友人・知人に教える場合などは、感情が入りやすく、金銭問題が絡むと関係が壊れてしまうこともあります。

弊事務所では、お客様の状況を丁寧にヒアリングし、双方にとって公平で分かりやすい「習い事・教室に関する合意書」の作成をサポートいたします。法的な観点も踏まえ、将来のトラブルの芽を摘むことで、先生は安心して指導に集中でき、生徒さんは気持ちよく学ぶことができるようになります。

大切な指導の時間を、トラブルの心配なく充実させるために、ぜひ「習い事・教室に関する合意書」の作成をご検討ください。

弊事務所では、合意書の作成代行を、1通8,800円~というリーズナブルな価格で承っております。お気軽にお電話、メール、またはLINEにてお問い合わせいただければ幸いです。遠方にお住まいのお客様にも、電話、メール、LINEでの対応が可能ですので、どうぞ安心してご連絡ください。

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