大切な情報、しっかり守れてる?「個人情報・秘密保持に関する合意書」のすすめ

2025年07月19日 10:46

ボランティア活動、地域のプロジェクト、趣味のグループでの共同作業…私たちは様々な形で人と協力し、活動しています。その中で、メンバーの連絡先、活動内容に関する未発表のアイデア、関係者のプライベートな情報など、人には知られたくない大切な情報を取り扱う場面が多々あります。

「仲間だから大丈夫」「ボランティアだから問題ないだろう」そう思って、情報の取り扱いについて明確なルールを決めずにいると、思わぬ情報漏洩や、プロジェクトの企画が流出するといったトラブルに発展し、大切な活動や人間関係に水を差してしまうことがあります。

このような事態を防ぎ、安心して活動を進めるために、私たちは個人情報・秘密保持に関する合意書の作成をおすすめしています。

なぜ「個人情報・秘密保持に関する合意書」が必要なのか?

現代社会において、個人情報や活動に関する機密情報の保護は、個人のみならず、組織やプロジェクト運営において極めて重要です。口頭での「秘密にしてね」という約束だけでは、以下のようなリスクを十分にカバーできません。

認識のズレ
どの情報が「秘密」に当たるのか、どこまで共有して良いのかといった認識が、人によって異なることがあります。
不注意による漏洩
悪意はなくても、うっかり第三者に話してしまったり、誤って情報を送信してしまったりするケースがあります。
不正利用のリスク
プロジェクトのアイデアが他所で模倣されたり、個人情報が不正な目的で利用されたりするリスクもゼロではありません。
責任の所在の不明確化
万が一情報漏洩が発生した場合に、誰がどのように責任を負うべきかがあいまいになり、解決が困難になります。
信頼関係の喪失
情報漏洩は、関係者間の信頼を損ない、活動の継続が難しくなる最大の原因の一つです。

「個人情報・秘密保持に関する合意書」は、これらのリスクを未然に防ぎ、参加者全員が共通の認識を持ち、安心して活動に集中できる環境を整えるための約束事なのです。

合意書に盛り込むべき具体的な項目

「個人情報・秘密保持に関する合意書」は、活動の内容や扱う情報の種類によってカスタマイズが必要ですが、一般的に以下の項目を具体的に定めておくことで、情報に関するトラブルを大幅に減らすことができます。

・秘密情報の定義
・秘密保持義務の内容
・秘密保持義務の期間
・個人情報の利用目的の明確化
・情報漏洩時の対応
・合意書違反の場合の措置
・紛争解決に関する取り決め

これらの項目を事前に話し合い、書面に残しておくことで、情報に対する意識を高め、万が一の事態にも冷静かつ適切に対応できる基盤を築くことができます。

専門家への相談が「安心」への近道

「合意書なんて、堅苦しい」「仲間内でそこまでする必要ある?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、後から情報漏洩のトラブルが発生して、信頼を失ったり、関係性が悪化したりする事態に比べれば、事前に準備しておくメリットは計り知れません。

インターネット上には秘密保持契約書のテンプレートもありますが、活動内容や扱う情報の種類は多岐にわたります。あいまいな表現や、法的なリスクを見落としたまま作成してしまうと、いざという時に十分な効力を発揮できない可能性があります。

当事務所では、お客様の活動内容や扱う情報の特性を丁寧にヒアリングし、オーダーメイドで、実情に即した「個人情報・秘密保持に関する合意書」の作成をサポートいたします。法的な観点も踏まえ、皆様が安心して活動に専念できるよう、情報管理の面からサポートさせていただきます。

大切な情報と、何より大切な人間関係を守るために、ぜひ「個人情報・秘密保持に関する合意書」の作成をご検討ください。

弊事務所では、合意書の作成代行を、1通8,800円~というリーズナブルな価格で承っております。お気軽にお電話、メール、またはLINEにてお問い合わせいただければ幸いです。遠方にお住まいのお客様にも、電話、メール、LINEでの対応が可能ですので、どうぞ安心してご連絡ください。

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