「中絶費用を出せば終わり」では済まされない現実

2025年07月26日 07:55

こんにちは。伊原行政書士事務所の伊原です。

望まぬ妊娠、中絶の決断。それがどれほど女性の心と体に負担をかけるのか、どれほど悩み、苦しみ、葛藤の末に出した結論なのか――その重さを、男性の側がどこまで理解しているのか疑問に思ったことはありませんか?弊事務所には、こうした状況に直面した方から「中絶に関する合意内容を、書面として残しておきたい」というお問い合わせが増えています。

中絶費用を出せばそれで済むと思っている相手に困っていませんか?

避妊に非協力的だったにもかかわらず、妊娠の報告を受けた途端に態度を変える男性。

・「本当に俺の子なの?」
・「中絶費用くらいは出すけど、それ以上は無理」
・「関わりたくないから、そっちで勝手にやって」

まるで自分には何の責任もないかのように振る舞う相手に、怒りや悲しみ、無力感を感じている女性は少なくありません。

中絶は「費用」だけでなく「身体と心」に深い影響を与えます

中絶にかかるのは費用だけではありません。

・通院や術前検査、仕事の調整
・身体への負担(出血、痛み、体調不良)
・ホルモンバランスの乱れ、メンタル面への影響
・将来への不安、孤独感
・信頼していた相手からの無責任な対応

こうした負担の多くを抱えるのは、現実には女性側です。だからこそ、当事者間で責任について共通の認識を持っておくことが大切です。

合意書は、当事者間の約束を明確にする手段です

中絶に関する合意書・示談書は、誰かを責めるためのものではなく、当事者間で確認した内容を文書として残すことで、後日の認識違いやトラブルを防ぐためのものです。行政書士は、そうした合意内容を法律的に問題のない形で文書に整える専門家です。ご本人から伺った合意内容に基づき、冷静かつ丁寧に書面を作成いたします。

大げさと思わず、自分のために書面を作ってください

「合意書なんて作ったら、相手に引かれるかも……」「こんなことで専門家に頼るのは大げさ……?」そう感じる方もいらっしゃいますが、後々「言った・言わない」で揉める可能性を少しでも減らしたいなら、今の段階で書面にしておくことが、もっとも現実的で冷静な判断です。書面という形にすることで、相手と合意したことを明確にし、自分自身を守ることにもつながります。

合意書を作成したことで、安心して手術に向き合えたAさんの事例

Aさんは、同じ職場の男性と半年ほど交際していました。避妊に協力的でなかった彼に妊娠を伝えたところ、「お金は出すから、それで終わりにしてくれ」と言われ、大きなショックを受けたそうです。その後、Aさんは悩んだ末に中絶を決断されました。今後のトラブルを避けるため、「合意した内容をきちんと書面にしておきたい」と弊事務所にご相談いただきました。Aさんによれば、すでに相手の男性との間で金銭負担や今後の対応について合意ができているとのことでしたので、弊事務所では、その合意内容を整理し、以下のような合意書を作成いたしました。

・妊娠の経緯と、相手男性の関与の明記
・中絶の意思決定が双方の話し合いによるものであること
・中絶費用の負担に関する合意
・今後の関係や連絡の取り扱いに関する整理
・精神的な配慮に関する記載

合意書作成後は、相手の理解も進み、手術に対する協力的な対応が得られるようになったといいます。
「合意書がなければ、たぶん全部私ひとりで抱えていたと思います」Aさんは、そう振り返ってくださいました。

※プライバシーに配慮し内容を一部編集しています。

中絶は、「お金を払えば済む」ものではありません。

同じような状況で悩んでいる方がいらっしゃいましたら、どうぞお一人で抱え込まず、弊事務所にご相談ください。行政書士として、すでに合意された内容をもとに、トラブルを避けるための適切な書面作成をお手伝いさせていただきます。「対面はちょっと不安…」という方もご安心ください。LINEやメールのやり取りだけで、顔を合わせずに合意書をお作りできます。

弊事務所では、合意書の作成代行を、1通8,800円~というリーズナブルな価格で承っております。お気軽にお電話、メール、またはLINEにてお問い合わせいただければ幸いです。遠方にお住まいのお客様にも、電話、メール、LINEでの対応が可能ですので、どうぞ安心してご連絡ください。

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