夫婦間合意書を提案する「トゲのない伝え方」マニュアル|愛を疑われずにルールを決めるには?

2025年11月01日 08:50

夫婦の関係再構築や、お金・介護などの重要な取り決めをした後、配偶者に夫婦間合意書の作成を提案するのは、非常に勇気がいりますよね。

「まさか、私(僕)のことを疑ってるの?」 「離婚を前提にしているの?」

そう思われてしまい、せっかく決めた約束事の話し合いが台無しになったり、関係がギクシャクしたりしないか、心配になる方も多いのではないでしょうか。でも、夫婦間合意書はトラブル防止や信頼関係の維持に役立つ、将来のお守りです。今回は、配偶者の心情に配慮し、愛を疑われずに納得して合意書を作成してもらうための、トゲのない伝え方について解説します。

夫婦間合意書は「優しさ」であり「お守り」である

まず大前提として、夫婦間合意書は、配偶者を疑ったり、責めたりするためのものではありません。

・お互いの認識のズレを防ぐためのツール。
・二度と問題を起こさないための決意の表明。
・数年後に起こりうるトラブルから、お互いの精神的な平和を守るためのお守り。

この本質を大切にしながら、信頼していないわけではないというメッセージを伝えながら、合意書の必要性を伝えていきましょう。

愛を疑われないための伝え方・渡し方マニュアル

合意書を作成したい意図を、配偶者にトゲなく、スムーズに伝えるための具体的なステップをご紹介します。

【STEP 1】あくまで「確認のため」というスタンスにする
・伝え方の例
「せっかくお互いに気持ちを込めて決めることができたから、後で行き違いや記憶のズレがないように、一緒に内容を整理して文書にしてみませんか?」

(ポイント)
相手を疑っているのではなく、未来の誤解を一緒に防ぐというスタンスを示すことです。「忘れてしまうのはお互い様」という前提で話しましょう。
【STEP 2】自分のためではなく「お互いのため」と伝える
伝え方の例
「この書面は、あなたを縛るためのものじゃないよ。むしろ、お互いが安心してこの約束を実行し、関係を長く続けるために必要なルールブックだと思ってほしい」

(ポイント)
 一方的な主張や義務感ではなく、「相手にとってもプラスになる」「夫婦関係を守る」というメリットを意識して伝えましょう。私たち夫婦の安心のためという視点を強調します。
【STEP 3】「一緒に」内容を検討・作成する姿勢を示す
伝え方の例
「話した内容を、私(僕)の方で簡単にメモしてみました。これをベースに、あなたの意見も入れながら、一緒に内容を整理していきませんか?」

(ポイント)
 一方的に「はい、これにサインして」と押しつけるのが一番危険です。一緒に確認・調整するという姿勢を見せることが最も大切です。弊事務所は、この一緒に整理する作業をサポートする第三者として機能します。

 “一緒に文書にすること”が夫婦関係を守る

合意書を提案すること自体に、不安を感じる方は多いものです。ですが、「私たちの将来のために、一緒に作っていくもの」という姿勢で伝えれば、配偶者の受け止め方は大きく変わります。夫婦間合意書は、二人が冷静に愛し合い、尊重し合うための指針です。

感情的にならずに適切な文面を作成したい場合は、ぜひ弊事務所にご相談ください。あなたの大切な夫婦の関係を守るお手伝いを、丁寧にサポートいたします。

弊事務所では、ご依頼者様と配偶者様との間で合意した内容を、適切な夫婦間合意書にまとめる作成代行を、1通8,800円(税込)から承っております。お気軽にお電話、メール、またはLINEにてご連絡ください。遠方のお客様も対応可能です。

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