夫婦の合意書、作成にかかる時間は?シンプルなら数日、複雑なら1ヶ月?

2025年11月05日 14:23

夫婦関係を再構築したり、より強固で安心できる関係を築くために「夫婦間合意書」を作ろうと思った時、その作成プロセスにどのくらい手間や時間がかかるのか気になりますよね。

実際、夫婦の合意書作成にかかる手間は、定めるルールの複雑さと、夫婦間の話し合いの進捗によって大きく変わってきます。今回は、その手間がどのくらいかかるのか、手間を減らすヒントと一緒に現実的に見てみましょう。これでちょっとイメージが湧くはずですよ。

合意書作成にかかる「手間」は主に2種類

合意書作成にかかる手間は、主に次の2つのフェーズに分けられます。

1.【話し合いの手間】

夫婦間で内容を合意するまでの時間と精神的な負担

2.【文書化の手間】

合意した内容を法的に適切な文書にまとめる作業

1. シンプルなルールなら「話し合いの手間」はすぐまとまる
もし合意書の内容がシンプルなら、話し合いの手間はさほどかかりません。たとえば、単身赴任中の「連絡頻度とルール」だけを決める、あるいは日々の「家事・育児の分担」について項目を絞るなど、特定のテーマに限定されていれば、数回の対話で合意に至る場合が多いでしょう。

お互いが前向きな気持ちで一致していれば、数日から1週間程度で話し合いが終わってしまうこともあります。手間が少ないと、気持ちも早く前向きになれるのが利点です。
2. 複雑な問題だと「話し合いの手間」は時間がかかる
一方で、合意書が複雑だと話し合いの手間も時間もかかってしまいます。たとえば、「不倫後の再構築に向けた再発防止策」「金銭管理の透明化と生活費の明確化」「義実家との付き合い方の細かなルール」など、夫婦の価値観や生活全般に関わる細かい条件を多岐にわたって定める場合です。

こうなると、お互いの価値観をすり合わせるための対話が増えたり、条件を何度も調整したりで、数週間から1ヶ月程度かかることもあります。話し合いが長引くとエネルギーを使いますが、その分、今後の家族の憲法としての土台がしっかり築かれます。

手間を減らすなら「目的」と「優先順位」の準備が大事

話し合いの手間と時間を減らしたいなら、話し合いの前の準備が役立ちます。

① 目的の共有
合意書を作る「最終的な目的」(例:老後を安心して過ごすため、不倫再発防止のためなど)を夫婦で明確に共有する。
② 優先順位の整理
自分が何を一番求めているか、相手の意見を聞いてどこまで譲歩できるかといった優先順位を整理しておく。
③ 譲れない点の明確化
絶対に譲れない条件(マストな条件)と、妥協できる条件を事前に分けておく。

この準備がしっかりしてると、話が本質からブレないし、調整すべきポイントが明確になり、やり取りが少なく済みます。結果的に、お互いの合意もスムーズに進みやすいですよ。

合意した後の「文書化の手間」は専門家に任せるのが賢明

夫婦で話し合い、めでたく合意できたとしても、いざ、その合意をもとに合意書を作成しようとしたときに、新たに文書化の手間が発生します。「本当にこれでいいのか?」「合意書なんて作ったことがない…」と不安になり、適切な文書形式にまとめるのに時間を使ってしまうケースは少なくありません。

この文書化の手間と精神的な負担を減らしたいとお考えでしたら、ぜひ弊事務所にお問い合わせください。

手間はかかるが、それは未来への投資です

夫婦間の合意書作成は、確かに手間と時間がかかる作業かもしれません。しかし、その手間は「今後の家族の憲法」を作るための未来への投資です。手間をかけてじっくり話し合うことで、今後起こりうる多くのトラブルを未然に防ぎ、より強固で安心できる夫婦関係を築くことができるでしょう。

もし、この大切なプロセスで、時間や手間、精神的な負担を減らしたいとお考えでしたら、私たち専門家にご相談ください。一緒に、新しい家族の土台を作りましょう。

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弊事務所では、ご夫婦の間で合意した内容を、適切な夫婦間合意書にまとめる作成代行を、1通8,800円(税込)から承っております。話し合いで合意した内容が、法的に正しく、かつ実効性のある文書になっているかをチェックし、ご家族の状況に合わせた「家族の憲法」として完成させます。

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